家族にも気持ちを伝えることが大事

最近夫が私の言動にイラつくことが増えてきました。

例えば体調が悪い時に立ち上がったり歩いたりすると下半身に激痛が走ることがあるんですけど、その時に私はよく「ああああ!」とか「痛いいいい!!」という叫び声を出してしまいます。

夫は何か考え事をしている時に音を出されることがとても嫌いで、機嫌のいい時でも予期せぬ音でブチキレてしまうことがあります。

こう書くと夫が非人道的な人間のように見えてしまうかもしれませんが…普段は思いやりがあり、献身的に介護してくれています。

元から予期せぬ光や音の刺激を受けると衝動的に大きなストレスを感じる体質みたいです。

私が痛みで声をあげてしまうのはもう止めようないし、突然不快な音を出されてイラっとする気持ちも分かるので、どうしようかなぁと思っていたんですが

昨日少し喧嘩になった時に、「死ぬほど痛いんだから仕方ないやん、足がちぎれそうなくらい痛いんやから」的なことを言ったら「そんなに痛いの?」という問答になり

「ああそうか他人の痛みって案外伝わってないんだな、目の前で痛がってても分からないもんなんだな」ということが分かりました。

それから痛み方とどうすると痛いとか、こうしてくれると楽だとか伝えたら、空気が悪くなることはあまり無くなりました。

毎日顔を合わせているし、良いことも悪いことも全部話しているので、てっきり自分の気持ちも全部伝わっていると勝手に思い込んでいましたが

夫はその病気にかかったことがないのだから苦しさなんて分からないの当たり前だ…と脳天ぶち抜かれた感じでした。

特に自分が健康なうちは病人の体調なんて想像できないですよね。

私だって健康な時に目の前で苦しそうな人がいたら、自分が息苦しかった時とか、お腹が痛かった時とか記憶の中で自分が一番苦しかった時のデータを引っ張り出してきて、なんとなくこれくらいの苦しみかなぁ…?と想像するしかなかったと思います。

そのくらいの認識で大声で「痛い!」と叫ばれたら、うるせえな少し大げさなんじゃないか?と思ったりしても不思議じゃない…

特に私の場合は元気な日はスイスイ歩いたり料理を作ったりすることもできるのですから、他人から見たら日で体調全然違うねぇ、本当に痛いの?って思ってもしょうがないですよね。

当たり前のことなんですが今回のことで少し気づけました。

これからは夫や病院のスタッフの人に自分の気持ちを詳しく伝えようと思います。

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