婦人科のT先生

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今日は私の主治医である婦人科のT先生のお話をしたいと思います。

T先生はかなりお若い先生です。多分33歳の私と同世代、下手したらちょっと年下だと思います。

あとけっこうイケメン。芸能人に例えられたら分かりやすいんですけど思いつかなかった笑

先生がお若いというのは、デメリットに感じられる人が多いと思うんです。

実際今回いろんな医療スタッフの人に関わってみて思うのですが、年配のベテランのスタッフはやっぱり周りを見る力と余裕があるなというのが素人目にも分かります。

何年も仕事されているからパターンが体に染み付いてて、あまり深く考えずとも次の行動に移せるということもあるだろうし、今までいろんな患者を対応してきたという自信もあると思います。

若い方は患者のパターン別の対応方法を覚えている段階ですから、教科書通りに手順を追うことに脳みそのリソースを取られてしまって患者を気にかける余裕はなくなってしまうこともある。

あと多分ベテランに叱られないか精神的にビクビクしているという気持ちもちょっと伝わってきます笑

で、先生がお若いという話に戻るのですが、これはある意味メリットではないかと思うのですよ。

小さい病院でワンマン体制なら怖いけれど、大きな病院はいろんな先生が患者のカルテを診てらっしゃるはずですからね。

実際婦人科で一番偉いと思われる先生も入院中に私のところに往診に来られてますし。

というかここは私の予想なんですけど、がんなどの重篤な病気の患者は外来が終わってからミーティングなどで先生達が話し合って患者のカルテを共有してるんじゃないかなと思いますね。

あと卵巣がんって患者数が多い病気ですから、国の医師会みたいなところが治療のガイドラインマニュアルみたいなのを作って地域の病院に配布してるはずなんですよ。

なので個々の医者の大きな判断はあまり必要なく、患者の検査の数値や年齢に合わせて治療パターンを選択するだけになっていると予想されます。

特に卵巣がんの場合はどんな症状の患者にもTC療法を行うのがテンプレになっているみたいですから余計に判断が必要がない。

まあ私のようにパクリタキセルでアナフィラキシーショックが出てしまった患者は別途判断が必要になると思いますが、ここはさすがに立場が上の先生に判断を仰いでるでしょうし、ネットにもアナフィラキシーショックの論文が転がってるくらいよくあることのようので、その時にどうすればいいかなどのマニュアルも存在しているはず。

なので少なくとも私の症例では主治医の先生がお若いことはなんのデメリットにもなりません。

T先生が私の話も聞かず傲慢な態度で独断で判断される先生なら危ないですけど、それとは真逆で、ガイドラインに沿って治療方針を決めてくださってますし、私の話もよく聞いてくださって、次にどんな治療をするかこまめに報告してくださいます。

アナフィラキシーショックが起こった時も、その場ですぐに血糖コントロールに関して糖尿病内科の先生に電話で指示を仰がれていました。

あと私の夫にも電話で逐一報告してくださっています。

だから人柄的にも安心できる先生だと思います。

まあそもそも医療の現場って縦社会でしょうから、周りを無視するような問題児の先生は大きな病院には所属していられないと思います笑

患者が一人の先生の処置で症状が悪化したらその科全体、病院全体の責任ですからね。

こいつには任せられねえなと思ったら偉い先生が自分で診るはずなんですよ。

その偉い先生がT先生に任せてもいいと判断されたのならこれはもう間違いないですね。

だから私はT先生を信じています。

逆に、偉い先生は学会とか会議などでお忙しいと思うので、何かあった時にすぐ診てくださるであろう、常に婦人科外来におられる先生の方が対応が早い可能性もありますね。

デメリットがあるとすれば、両親には会わせにくかもってとこですね…

親目線からするとやはり、お若い先生は精神的にかなり不安なんじゃないでしょうか。

実際私がかかっている病院を伝えたら、ホームページもたくさん調べてどの先生なの!!って聞いてきたりしました。

国立がん研究センターとか、もっと都会の病院にかかったほうがいいんじゃないの!とかね。

そのやりとりで、危篤状態とかにならん限り先生を紹介するのはやめよう…と思いました。

T先生はよろしければご両親にも治療のご説明しますよとおっしゃってくださったんですけどね。

絶対転院しろって言われますもん。

今の病院は国立で施設もしっかりしていますし、地域のがん治療指定病院にもなってるし、近くに大学病院もあって、何より自宅から車で10分で通えるのがメリットなのに…

通院のことも考えると、自宅から通いやすいのが一番ですよね。緊急搬送されてもすぐに到着するし。

それに卵巣がんに行き着くまでにいろいろ検査を受けて体中のありとあらゆるカルテが病院にあるので何かあったときに対応してもらえやすい。

今の私にはベストの病院ではないでしょうか。

もちろん今の病院よりも治療実績が多い病院は日本中にたくさんあると思いますよ。

でも私の病気はほっといたら死に至る病気ではあるけどもあまり周知されていないレアな病気ではないので、どこの病院に行ってもやることはあまり変わらないと思うのですよね。

希少な病気の方は、より高度で専門的な病院に転院されるメリットもあると思います。

私の今いる病院もセカンドオピニオン専門の受付などもありますし、医療業界ではいろんな先生に診てもらうことは至極当たり前のことなのでしょう。

T先生の話から病院全体の話になってしまいましたが笑

そんな感じで、いい環境で治療を受けられているかなと思うのです。

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