前向きなうちに死にたかった

最近よく去年の5月に卵巣癌と宣告された時のことを思い出します。

卵巣癌と知った時、一番最初に出てきた感情は「子ども産まなくていい理由ができたラッキー!」でした。

5年後の生存率が20%と言われ、思ったのは「もう働かなくても文句言われないじゃんラッキー!」でした。

そしてそして、「もう親の介護もしなくていいし散々遊びまくった20代を体験して死ねるなんてめっちゃ運がいい!」と思ってました。

あの前向きな自分はなんだったのでしょうね。

今は見る影もありません。

日に日に元気がなくなっていくし自分のことが嫌いになっていきます。

いっそのこと自分のことを好きで、運がいいと思い込んだまま死ねたほうがよかったとさえ思います。

なんのために病気と闘っているんだか分からなくなってきました。

体の機能は戻らないどころかどんどん悪くなっていくだけ、心もどんどん悪くなっていく、生きている意味があるのでしょうか?

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